飼い主に引かれ、審査に臨む秋田犬=秋田県大館市で2024年5月3日、田村彦志撮影
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 秋田犬愛好家が集い、愛犬の容姿や威厳を競う「秋田犬保存会第149回本部展」が3日、忠犬ハチ公の故郷・秋田県大館市の桂城公園であった。国内外から170匹が参加した。

 公益社団法人「秋田犬保存会」(本部・大館市)が保護育成を目的に、毎年春と秋の2回開催する秋田犬最大のイベント。2023年春は同県大仙市で開かれており、大館市では2年ぶりとなる。

 開会式で福原淳嗣大館市長は「秋田犬を“オール秋田”でもり立て、世界中に秋田犬を囲む輪を作っていこう」とあいさつ。審査員たちは犬の品位や耳の立ち具合、歯並びなどをチェックした。前脚を踏ん張り秋田犬独自の容姿を披露する犬も見られ、観客は「りりしくて、かわいいね」と喜び、カメラを向けていた。【田村彦志】

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