安倍元総理大臣の妻・昭恵さんがアメリカのトランプ次期大統領の夕食会に出席したことについて、林官房長官は「コメントする立場にない」と繰り返しました。

 林長官は記者会見でトランプ次期大統領と面会した昭恵夫人の立場について問われ、「面会については承知しているが、政府としてコメントする立場にはない」と述べました。

 また、二重外交になる懸念についても「政府としてコメントする立場にはない」としました。

 昭恵夫人の渡航費を政府が支出したのかとの質問には「政府として対応はしていない」と説明し、外務省などの政府職員は同行していないということです。

 トランプ次期大統領の妻・メラニア夫人は自身のSNSに夕食会での昭恵さんとトランプ夫妻の写真を投稿しました。

 メラニア夫人は「昭恵夫人を再びお迎えできたのは光栄でした。私たちは亡くなった安倍元総理を懐かしく思い出し、その素晴らしい業績を称えました」としています。

 石破総理大臣は11月の南米外遊の帰り道にトランプ次期大統領との会談を調整したものの断念していて、総理周辺は「いい気分はしない」と話しています。

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