静岡県熱海市の来宮神社では新年を彩る正月の縁起物「まゆ玉」作りが最盛期を迎えています。

まゆ玉飾りは熱海市で養蚕が盛んだった頃に繭を模したまゆ玉を飾り商売繁盛や家内安全を願ったもので、新年の縁起物として親しまれています。

神社では上新粉で作った6色の玉や鯛や千両箱などの縁起物を巫女たちが色のバランスを考えながら萩の枝に丁寧に飾り付けていきました。

来宮神社 巫女・日吉愛華さん:
まゆ玉のように彩り鮮やかな1年なるように、祈念した

来宮神社 巫女・金森百奈花さん:
新たな年がまゆ玉の数より多くの福が来るよう祈念して作っている

2024年は萩の枝の収穫量が少なかったため、例年よりも少ない約200本の飾りが制作される予定です。

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