「睡眠」と「休息」で競技や仕事のパフォーマンスを上げ、さらに健康寿命も延ばしたい。愛媛県で健康をビジネスにつなげる新しい取り組みがスタートしました。16日にこの取り組みの初めての会合が開かれました。

新しい取り組みを始めたのは、愛媛県総合運動公園の指定管理者でもある一般社団法人「e.n」。松山市では16日にこの取り組みの初めての会合が開かれ、「e.n」の村上茉利江代表理事のほか、スポーツやマーケティングの専門家らが出席しました。村上さんは愛媛FCで取締役も務めています。

この取り組みは「健康休息事業」。プロのアスリートや一般企業向けの研修を通して、「睡眠」や「休息」の重要性をPRし、健康グッズの開発・販売を目指します。

会議では睡眠医学や呼吸法を専門とするハーバード大学の根来秀行客員教授が、「就寝前のスマホの使用、不規則な食事が睡眠の質の低下につながる』と医学的な根拠を示しました。

「e.n」村上茉利江代表理事:
「日本人って頑張り屋さんで働く時間が長いとよく言われているが、アカデミックなことを聞いていくと『がんばらない』方法をとることが、生産性も上がっていくしスポーツ界でも良い結果につながっていくことになる」

愛媛県は、健康の問題で制限されることなく生活できる期間の「健康寿命」で、男性が全国ワースト2位、女性がワースト4位です。「e.n」はこの事業を通して、愛媛県の健康寿命を「将来的には全国トップにしたい」としています。

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