新型コロナウイルスによる感染症が5類に引き下げられてから8日で1年です。GWも各地でにぎわいを見せるなど日常生活が戻るなか、感染者と向き合ってきた愛媛の医療機関の対応の変化にスポットをあてました。
今治市医師会市民病院・石井榮一院長:
「発熱含め感染症がある患者は一応車の中で待って頂いてコロナの検査をします。車の中にいる状態で。そのあと結果が出てコロナの陰性・陽性に関わらず、発熱外来で診察する」
今から1年前の去年5月、新型コロナが5類に移行したばかりのタイミングで今治市医師会市民病院の感染者にしていた対応。この時は発熱外来で診察に当たっていました。あれから1年。病院の対応は…
石井榮一院長:
「感染予防に関しては5類相当のほかの疾患と同じように対応させていただいてます」
現在は発熱外来を廃止。診察は院内に切り替えていました。また入院患者への対応は面会を完全禁止にせず、患者の症状や状況に合わせて少人数、短時間で許可しています。通常は15分以内の面会で人数は1人か2人といいます。この一方で…
石井榮一院長:
「ただ面会をある程度解除してますと、やはり面会者が感染症を持ち込む可能性もある。事実4月末に面会者と思われる方から感染が広がった。コロナが出てしまいましたので」
この病院では4月下旬に院内クラスターが発生。高齢者や基礎疾患を持つ患者にとって重症化のリスクがあるため、クラスター発生から2週間は「面会禁止」の措置をとりました。
石井榮一院長は
「5類になるとどうしても完全に予防するのが非常に難しい」とし、患者の状況や感染の拡大を見ながら臨機応変に対応していくしかないと話しています。
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