■電灯に集まる小さな虫 給食の「ごはん」に混入
給食の「ごはん」に虫が混入していたため、奈良市にある中学校で給食の「ごはん」の提供を中止していたことがわかりました。
奈良市によると、今月9日、奈良市の炊飯委託業者から市内にある7つの小中学校に納入された給食の「ごはん」に1~2ミリほどの虫が複数匹混入していました。
市が調査したところ、委託業者の工場の電灯に飛んできた虫が、工場の出入り口から建物内に入り込み、ごはんを入れる大きな容器(バッカン)のビニール袋に付いて、その後、容器の中に入ってしまったとみられます。
■1校で「おかずのみ」提供
虫が「ごはん」に混入していた7つの小中学校のうち奈良市立富雄中学校では、9日「ごはん」の提供が中止され、生徒は「白米なし」で、ニシンの甘露煮、きんぴらごぼう、ジャガイモのみそ汁を食べたということです。
市は、委託業者に防虫ネットなどを建物の出入り口に設置するよう求めるとともに、複数人で出荷前の検品を行うなど指導を行っています。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。