■誤って「永久歯」抜く

兵庫県立病院で、子どもの「永久歯」を誤って抜く医療事故が起きていたことが分かりました。兵庫県内の病院で医療事故が相次いでいます。

医療事故があったのは、兵庫県立尼崎総合医療センターです。
県によると5年前、この病院で当時10歳未満の患者が通常の本数よりも多く生えた歯を抜く手術を受けた際、抜いてはならない別の「永久歯」を誤って抜いていました。

抜歯から4年が経っても、永久歯が生えてこないため、患者がかかりつけの歯科医を受診し、尼崎総合医療センターで改めて調べたところ、5年前の手術で誤って別の「永久歯」を抜いてしまっていたことが発覚したということです。

■骨盤骨折で入院 左足の先端に麻痺残る

また、姫路市の兵庫県立はりま姫路総合医療センターでも30代の男性患者の左足に麻痺が残る医療事故が起きていたことが分かりました。

この病院では、ことし1月、骨盤骨折で入院した30代の男性患者に手術後、適切な処置が行われず、膝の外側が圧迫され続け、男性の左足の先端には現在も麻痺が残っているということです。

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