公明党の山口那津男代表は28日の記者会見で高木陽介政調会長が体調不良で長期療養していると明らかにした。手術をして命に別条はなく、今後7週間の治療が必要だと説明した。「7月中旬の復帰を期待したい」と述べた。
高木氏は4月10日の記者会見を最後に、定例の会見を取りやめていた。政調会長の職務は当面、上田勇政調会長代理が代行する。高木氏が兼務する東京都本部代表については所属国会議員と都議で実務を対応する。
政調会長は党の政策のとりまとめ役で、与党内の政策調整にもあたる。政府が6月にまとめる経済財政運営と改革の基本方針(骨太の方針)にも関わる。高木氏の不在は党運営だけでなく、与党内の政策決定過程にも影響を与える可能性がある。
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