自民党の茂木幹事長は1日夜、訪問先のタイの首都バンコクで記者団のインタビューに応じました。

この中で茂木氏は、みずからの総裁選挙への対応について、来月上旬までに立候補するかどうか判断したいという考えを重ねて示しました。

そして、日本は内外の困難な課題に直面していると指摘し、立候補を判断する基準について「私の今の仕事がどうだとかいろいろな意見があるかもしれないが、難局を乗り切るにはどうしたらいいか、自分はふさわしい人物なのかが大きな判断基準だ」と述べました。

一方、閣僚や党執行部のメンバーが総裁選挙に立候補する際、職を辞すべきかどうかを問われたのに対しては「選挙日程も決まっておらず、誰も立候補の意向を表明していない現状でコメントは控えたい」と述べるにとどめました。

また、総裁選挙のあり方をめぐっては、活発な政策論議が必要だとして、候補者による討論の機会を増やすとともに、選挙日程もできるだけ長く設けるべきだという考えを示しました。

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