自民党の宏池会=岸田派は、派閥の政治資金パーティーをめぐる問題を受けて、会長を務めていた岸田総理大臣がことし1月に解散を表明していました。

そして、事務所の解約手続きなどを進め、2日、総務省に正式に解散を届け出ました。

解散の日時は2日付けで、残った派閥の資金は党本部に寄付するとしています。

宏池会は1957年に池田勇人元総理大臣が創設し、以降、大平正芳、鈴木善幸、宮沢喜一、岸田総理大臣の5人の総理大臣を輩出した自民党の名門派閥で、その歴史に幕を閉じました。

今回の問題で解散を決めたあと、正式に解散を届け出たのは、旧森山派に続いて2例目です。

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