自民党総裁選(9月27日投開票)を巡って、2013年の参院選前に当時の安倍晋三首相(党総裁)が世界平和統一家庭連合(旧統一教会)会長らと党本部で面談していたとされる報道が出たことで、自民党議員と旧統一教会との関わりが再びクローズアップされている。 東京新聞は総裁選の9人の候補者について、20人ずつの推薦人を一覧にし、自民党本部が「旧統一教会と接点があった」として使命を公表した議員を数えた。 新たに選出される総裁には、政府が解散命令請求を出した旧統一教会と党所属議員の関係を完全に断ち切る指導力も問われる。届け出順に紹介する。

①高市早苗氏

高市早苗経済安全保障担当相の推薦人は、中村裕之、土井亨、谷川とむ、高鳥修一、関芳弘、小林茂樹、若林健太の各衆院議員、佐藤啓、衛藤晟一の各参院議員の計9人が旧統一教会と接点のあった議員だった。

②小林鷹之氏

小林鷹之前経済安全保障担当相は最多の11人。小林氏自身にも接点があった。 11人は斎藤洋明、熊田裕通、鬼木誠、石井拓、松本洋平、務台俊介、中曽根康隆、中川貴元、田野瀬太道、高木宏寿の各衆院議員と豊田俊郎参院議員。

③林芳正氏

林芳正官房長官は石原宏高、石橋林太郎の各衆院議員、星北斗、桜井充、小鑓隆史、古賀友一郎の各参院議員の計6人だった。

④小泉進次郎氏

小泉進次郎元環境相は武村展英、小林史明、小寺裕雄、星野剛士、穂坂泰の各衆院議員、三宅伸吾参院議員の計6人だった。

⑤上川陽子氏

上川陽子外相は井林辰憲、盛山正仁の各衆院議員、若林洋平、森雅子、猪口邦子の各参院議員の計5人だった。

⑥加藤勝信氏

加藤勝信元官房長官は中野英幸、上野賢一郎の各衆院議員、比嘉奈津美参院議員の計3人。加藤氏自身にも接点があった。

⑦河野太郎氏

河野太郎デジタル相は土田慎、塚田一郎、鈴木馨祐、井上信治、柳本顕、中西健治の各衆院議員、船橋利実参院議員の計7人だった。

⑧石破茂氏

石破茂元幹事長は伊東良孝、保岡宏武の各衆院議員、舞立昇治、青木一彦の各参院議員の計4人。石破氏自身にも接点があった。

⑨茂木敏充氏

茂木敏充幹事長は高見康裕、東国幹、宮崎政久、古川康の各衆院議員、永井学、高橋克法、加藤明良、臼井正一、上野通子の各参院議員の計9人だった。 

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。