記者会見する立憲民主党の野田代表(4日、国会内)

立憲民主党の野田佳彦代表は4日の記者会見で、自民党派閥の政治資金問題について「新しい事実が出てきた。再調査をすべきだと強く主張したい」と述べた。石破茂首相が代表を務めた自民党旧石破派(水月会)の政治資金パーティー収入に不記載があったとの朝日新聞報道を受けて発言した。

林芳正官房長官は4日の記者会見で「石破首相は水月会の元代表として指摘を受けたので、ただちに経理担当者に指示を出して事実関係を確認させている」と説明した。「必要に応じ適切に説明がなされるものと承知している」と話した。

首相は2015年に派閥を立ち上げた。21年にグループに移行し、すでに政治団体を解散した。首相は1日の記者会見で派閥の政治資金問題について「新しい事実が判明すれば調査が必要だ」と語っていた。

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