イスラエルが地上侵攻したレバノンに滞在していた邦人11人と外国人5人の計16人が、航空自衛隊のC2輸送機で近隣のヨルダンへ出国した。日本政府が4日発表した。自衛隊機による中東での邦人退避は、昨年10月の情勢悪化以降、イスラエルで2回実施。レバノンでは初めて。

外務省によると、在レバノン邦人は3日時点で約50人。今回11人が搭乗を希望し、外国籍の家族1人とフランス人4人も同乗した。レバノンでは商用便は半分程度が欠航しており、同省は直ちに出国するよう呼び掛けている。

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