ペルーの首都リマで開かれるAPEC=アジア太平洋経済協力会議の首脳会議は、石破総理大臣のほか、アメリカのバイデン大統領や中国の習近平国家主席らが出席して、日本時間の16日未明開幕します。
これを前に石破総理大臣は、日本時間の午後2時前、政府専用機で現地に到着しました。
石破総理大臣は首脳会議で、自由で開かれた貿易や投資の推進を訴えるとともに、ロシアによるウクライナ侵攻は、これに対する深刻な脅威で地域の持続可能な発展を揺るがすものだと強調する方針です。
また、日本時間の16日には、就任後初めてとなるバイデン大統領との日米首脳会談や、習近平国家主席との日中首脳会談、それに日米韓3か国の首脳会談などを行う方向で調整しています。
このうち習主席との会談では、建設的で安定的な関係を構築していく方針を確認する一方、日本周辺で中国軍の活動が活発化していることなどへの懸念を伝える見通しです。
石破総理大臣は、ペルーに続いてブラジルを訪問し、G20サミット=主要20か国の首脳会議に出席することにしています。
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