都の選挙管理委員会は、都内にある4211の政治団体が提出した去年の政治資金収支報告書を、21日に公表しました。

それによりますと、
▽収入は合わせて126億9900万円で前の年と比べて10.7%、
▽支出は129億400万円で前の年と比べて13.1%、
それぞれ増加しました。

選挙管理委員会は統一地方選挙への対応が増加した要因とみていますが、記録が残る30年余りの中では収入・支出ともに4番目に低く、長期的には減少傾向が続いています。

また、政治資金パーティーによる収入は合わせて9億4200万円で、前の年と比べて9500万円減少しています。

自民党の派閥の政治資金パーティーの問題をめぐり、岸田前総理大臣がパーティーの開催を自粛するよう指示したのが去年12月のため、その影響はほとんど反映されていないとみられます。

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