共同通信は、生稲外務政務官が2022年8月に靖国神社に参拝したと国内外に配信した記事について「生稲氏は参拝しておらず誤った報道だった」と訂正しました。

これを受けて、外務省の岡野事務次官は26日夕方、外務省で水谷亨社長と面会し、説明を求めました。

外務省によりますと、この中で、水谷社長は「『佐渡島の金山』の追悼式に関係した多くの方々が混乱し、日韓関係にも影響を与えたことを遺憾に思う。生稲政務官や地元の方々、日韓の多くの関係者に謝罪する」と述べたということです。

そのうえで、「本件を重く受け止め、なぜ、このようなことが起きたのか引き続き検証し、再発防止策を内外に説明する」と述べたということです。

これに対し、岡野次官は「説明と謝罪には留意するが、事実に基づかない報道が追悼式に混乱を生じせしめたと認識しており、極めて遺憾だ。再発防止策の徹底を強く求める」と述べたということです。

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