【詳しくはこちら】時速194キロ死亡事故 懲役8年判決 “危険運転”適用 大分地裁
危険運転致死傷罪をめぐっては、適用要件があいまいだとの指摘がある中、法務省の有識者検討会が11月27日に処罰の対象となる飲酒運転や高速度での走行を、一律に判断できる数値基準を設けることも考えられるなどとした報告書をまとめました。
法務省は、これを踏まえて着実に対策を講じていく必要があるとして、どのような飲酒運転や高速度での走行が処罰の対象となるのか、報告書で指摘された数値基準を設けるかも含め、危険運転致死傷罪の適用要件を見直す法改正に向けた議論を本格化させる方針です。
そして、できるだけ速やかに法務大臣の諮問機関である法制審議会に検討を諮問する方向で調整していて、具体的に諮る内容などの協議を急ぐことにしています。
法務省では法制審議会から答申を受け取りしだい法律の改正案を策定し、国会への提出を目指すものとみられます。
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