岸田文雄首相は21日、サウジアラビアのムハンマド皇太子とテレビ会談を行った。両氏を議長として包括的な二国間関係の強化を図る「戦略的パートナーシップ協議会」の設置で一致した。テレビ会談は、サルマン国王の健康問題を理由に来日が延期されたことを受けたもので、ムハンマド皇太子は「日本との協力を一層強化することを希望しており、早期に訪日が実現するよう調整していきたい」と述べた。テレビ会談では、脱炭素など経済分野を中心に協力を深めることなどを確認し、緊迫化するパレスチナ自治区ガザの情勢についても意見交換した。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。