21日に開かれた二輪車の「鈴鹿8時間耐久ロードレース(鈴鹿8耐)」で、スズキが総合8位に入った。40%をバイオ由来の燃料とし、熱処理なしのブレーキディスクなどの部品、再生可能資源の比率を高めたタイヤを使用。温暖化ガス排出の低減や環境配慮にこだわりながら目標の完走にとどまらず上位入りを果たした。
鈴鹿サーキット(三重県鈴鹿市)で開かれ、スズキはカーボンニュートラル(CN)に向けた低炭素・環境配慮仕様の車両を用いる「チームスズキCNチャレンジ」として参戦。21日の決勝では猛暑で路面が高温となる過酷な環境のなか常に10位前後で走り、予選時の16位から大きく順位を上げてゴールした。
鈴木俊宏社長は「結果としては出来すぎ。この結果や取得したデータをいかに来年以降に結びつけるか」とコメントした。スズキは車両提供した「ヨシムラ SERT Motul」が3位に入り鈴鹿8耐の表彰台に立った。2位はヤマハ発動機の「YART - YAMAHA」、1位はホンダの「Team HRC with Japan Post」だった。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。