芥川龍之介は1927年に亡くなるまでの13年間、北区 田端で暮らし「羅生門」など、数多くの作品を執筆しました。

当時の建物は昭和20年の空襲で焼失しましたが、北区は6年前に、跡地の一部を買い取り、記念館を整備することを決めました。

当初は去年3月までに開館する予定でしたが、コロナ禍の影響で遅れたため、今年度から工事を始めて2027年の没後100年を前に、2026年完成予定だということです。

芥川龍之介の単独の記念館は、全国で初めてで、当時の書斎や縁側などを再現し、ゆかりの品や関連資料などを展示するということです。

整備費用は、総額で7億円を超える見通しで、区では今月から、クラウドファンディングで資金を募っています。

北区文化施策担当課の土屋修二課長は「全国初の芥川の名前を冠した記念館として、芥川が作品を創作した雰囲気を体感してもらえるような施設にしていきたいので、多くの皆さんに応援してもらいたい」と話しています。

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