本部町の「具志堅区のシニーグ」は、300年余りの伝統があると言われています。

28日は地元の中学校の女子生徒8人も初めて参加し、合わせて40人余りの女性たちが紺色の着物を着て、集落を練り歩きながら、神々が降り立つとされる場所へ向かいました。

このあと白い衣装をまとった女性を先頭に、参加者たちが円陣を組んで踊る「シニーグ舞い」が行われ、地域の五穀豊じょうと健康などを祈願していました。

生徒たちは1か月ほど練習を重ねたということで、多彩な手の動きを披露していました。

女子生徒の1人は「足や手の動きが難しかったです。できるだけ参加して身近な人にも伝えていきたいです」と話していました。

また別の女子生徒は「地域の行事に参加できて楽しかったです。貴重な経験ができたので、後輩にも引き継いでいきたいです」と話していました。

具志堅地区の金城均 区長は「子どもたちが成長してシニーグに参加してくれたらうれしいです。皆さんに関心を持ってほしいです」と話していました。

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