林芳正官房長官は10日の記者会見で、原発から出る高レベル放射性廃棄物（核のごみ）の最終処分場選定を巡り、佐賀県玄海町の脇山伸太郎町長が文献調査を受け入れる意向を表明したことを受けて「国家的課題に社会全体で議論を深めていく上で非常に重要な一石を投じるもの。心から敬意と感謝を申し上げる」と述べた。近隣自治体から不安の声が上がっていることについては「さまざまな意見があると認識している。地域の声を踏まえながら、必要な情報提供等を丁寧に行っていく」と語った。【鈴木悟】
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