15日の秋田県内は高気圧に覆われ、春の陽気を通り越して真夏の暑さとなった所もあった。横手市は観測史上最速で最高気温30度を超える真夏日を観測するなど、県内は全域で記録的な暑さとなった。
県内に26ある観測地点全てで、2024年一番の暑さとなった15日。
横手市では午後3時に30.7度を記録し、2024年に入って初めて最高気温が30度を超える真夏日となった。これまでに一番早く真夏日を観測したのは、2015年の4月29日だったため、今回が観測史上最も早い記録となった。
東京からの観光客:
「なんとも言い難い。サクラが早く散ってしまうなと思うともったいない」
最高気温29.7度を観測した大館市では、公園で冷たいかき氷を頬張る子どもの姿が見られ、「かき氷を食べているから暑くないけど、背中がすっごく暑い。背中の方に太陽があるから」と話していた。
また、北秋田市鷹巣で29.6度、由利本荘市東由利で29.3度など、各地で真夏日一歩手前の暑さとなった。
坂本桜アナウンサー:
「きのうサクラの満開が発表された秋田市も、かなり暑く感じられ、長袖だと袖をまくりたくなる暑さ」
秋田市の最高気温は28.3度と4月の観測史上最も高くなった。サクラが咲き誇る草生津川沿いでは、多くの人が薄着で散歩を楽しんでいた。
家族で散歩していた人は「すでに暑い。半袖で来れば良かったなと思っている」
「暑いと聞いたので腕を出そうかなと思って袖が短めの服で来た。それでも暑い」と話していた。
この他、男鹿市で27.8度、大潟村で27.1度を記録し、4月の観測史上最高となった。
暑さにまだ体が慣れていないため、体調管理に注意が必要だ。
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