どこの家庭にも、ひとつはストックしてある「アルミホイル」。料理に使うイメージが強いかもしれないが、日常生活のちょっとした効率化に役立つことをご存じだろうか。

はさみの切れ味、衣類のシワを解決

アルミ箔製品のメーカー「東洋アルミエコープロダクツ」は、アルミホイルの使い道をウェブサイトで公開している。その中でもユニークな「4つの活用術」を紹介したい。

はさみの“切れ味”が復活する
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まずは「はさみの切れ味」。使っているといつの間にか粘着剤などが付いてしまうことも。べたついて切れなくなることもあるが、そんな時はアルミホイルを数回切ってみてほしい。適度な硬さで汚れがそぎ落とされるので、それだけで“切れ味”が復活するという。

アルミホイルを敷くと水蒸気が逃げにくくなる

続いては「衣類のシワ」だ。お気に入りの衣類がシワくちゃだとげんなりするが、それならアルミホイルを「衣類とアイロン台の間」に敷き、スチームアイロンをかけてみよう。アルミホイルは水蒸気を逃しにくく耐熱性もあるので、シワが伸びやすくなるのだ。

排水溝の「ぬめり」にサヨナラ

3番目は「キッチンの掃除」。さぼってしまいがちで、気づけば「排水溝がぬめぬめしている…!」なんてこともあるが、アルミホイルを適当な大きさに丸めて、排水溝にぽいっと入れてみよう。

緑濃菌の培養直後と24時間後の比較。一番右が「サンホイル」を使用

アルミホイルは水道水などに触れると反応を起こして「イオン」が発生する。このイオンには抗菌効果があり、菌の繁殖を抑えるというのだ。東洋アルミエコープロダクツが自社製品の「サンホイル」で試したところ、水回りなどに常在する「緑濃菌」への抗菌性能も確認できたという。

排水溝の形に沿うようにするのもお勧め

同社の担当者によると、接触面が広い方が効果が期待できるので、アルミホイルを細長い形にして、排水溝に沿わせるなどの工夫をするのもお勧めとのことだ。

食材の冷凍・解凍速度もアップ

そして最後は「冷凍解凍スピード」。肉や魚の鮮度が気になるので、早めに冷凍したい!そんな時にもアルミホイルの出番だ。ラップの代わりに、アルミホイルで包んでみてほしい。

アルミホイルは熱伝導性が高いので、ラップを使うよりも冷凍スピードを速めることができるという。遮蔽性や水分を通さないので「冷凍焼け」が起こりにくいのもうれしい。

冷凍庫の内部、取り出した後の温度変化の比較

さらに解凍する時にも、アルミホイルで包んでいたほうが早く解凍できるのだとか。食材をよく冷凍・解凍するというなら、時短につながるかもしれない。

アルミホイルは料理だけではなく、いろいろな場面で活用できるようだ。リーズナブルに販売していることもあるので、興味があれば試してみてはいかがだろうか。

(提供:東洋アルミエコープロダクツ)

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