鹿児島県日置市のJR鹿児島線で4日、レールのゆがみが見つかり、市来―鹿児島中央間で一時運転を見合わせた。JR九州によると、暑さでレールの温度が上昇したことでゆがみが生じたという。

 同社によると、4日午後2時ごろ、伊集院駅近くを走っていた鹿児島線下り列車の運転士から「横揺れを感じる」と連絡があった。

 気象庁によると、この日の日置市の最高気温は午後3時までで34.9度だった。鹿児島県内では、鹿児島市中心部で36.1度、伊佐市で37.8度を記録。霧島市牧之原(35.1度)など観測史上最高を記録する地点もあった。

 最近では、熊本県宇城市の鹿児島線小川駅近くで暑さが原因とみられる線路のゆがみが見つかっていた。(伊藤未来)

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