26日朝早く、山口県下関市でフグの季節の到来を告げる初競りが行われました。

午前3時すぎ、天然トラフグの取り扱い量が全国で最も多い下関市の南風泊(はえどまり)市場で、今シーズンの初競りが始まりました。

競りは、競り人と仲買人が袋の中で指を握って値段を決める「袋競り(ふくろせり)」という独特の方法で行われます。

26日朝、競りにかけられたフグは、天然物約250キロで、暑い日が続いて例年より需要が伸びていないことなどから、キロあたりの最高値は去年より3000円安い1万9000円となりました。

◆下関唐戸魚市場 郷田祐一郎 社長「下関のフグは目利きという部分で優れていますので、安心安全をモットーに販売していきたい」

競り落とされたフグは、主に首都圏や京阪神に出荷されるということです。

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