G20サミットで石破総理大臣は、北朝鮮がロシアと軍事的な協力を進展させていることについて「深刻な懸念」を表明し、法の支配の重要性を強調しました。

 石破総理は、G20の会合で、力を入れる「防災庁」設置の方針を説明し、日本の知見の共有を進めると訴え、首脳宣言にも「災害への備え」の重要性が盛り込まれました。

 また、ウクライナ侵攻を非難したうえで、北朝鮮とロシアの軍事協力の進展について「深刻な懸念」を表明しました。

 一方、中東情勢の緊迫化や人道状況の悪化についても「強い懸念」を示し、すべての当事者に最大限の自制と国際法の順守を求めました。

 議長国ブラジルなどのグローバルサウスは、「欧米はウクライナとガザ情勢でダブル・スタンダードだ」と批判していて、日本としては、一線を画すことで関係の強化を狙います。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。