様々な生き物を飼育・展示している福島県いわき市のアクアマリンふくしま。この場所に人気者になる予感がする新たな仲間が加わった。

11月26日午後3時ごろ1台の車が到着した。中に乗っていたのは…ゴマフアザラシの「だいき」1歳だ。体重は約40キロ。青森県からやってきた。
アクアマリンふくしまの富原聖一さんは「向こうの方に聞いた限りでは、非常に最初はおとなしかったということで」と話す。

全国の動物園や水族館が繁殖を目的に動物を貸し出す『ブリーディングローン』。
アクアマリンふくしまで生活していたオスの「きぼう」が、2013年に青森県の浅虫水族館へと引っ越し。その「きぼう」の第3子として生まれたのが「だいき」だ。

アクアマリンふくしまの富原さんは「非常に『きぼう』に顔が似ているな~というのが第一印象でしたね。最初は人工保育ということで、人間の手で育てられたということで、そのあたりがうちの子たちとは違ってくるのかなと思って、その辺はちょっと気を付けて、今後見ていきたいなと思ってます」という。

現在アクアマリンで飼育されている叔父の「だいふく」と比べて、灰色が目立つ「だいき」。成長するにつれて『ゴマ模様』が見られるかもしれない。
富原さんは「叔父さんの名前が『だいふく』なので、この子が『だいき』なので、“だいだいコンビ”で。かわいい盛りなので、ぜひ早めに見に来てください」と話した。

12月中旬にもアクアマリンふくしまでお披露目が予定されている「だいき」。愛くるしい姿を一目見たいものだ。

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