今年で13回連続出場へ…愛知県春日井市が誇る『ミスター愛知駅伝』51歳の池田さんが走り続けられる“原動力”

愛知県長久手市の「愛・地球博記念公園」で2024年12月7日、県内市町村対抗の「愛知駅伝」が行われます。春日井市のランナーで、13回連続出場となる「ミスター愛知駅伝」池田昌雄さん(51)が今回も出場します。

■優勝1回区間賞5回ミスターの実力

ランナーが集まる名古屋市西区の庄内緑地公園で、若者にも負けない走りをしてひと際注目を浴びていたのが池田昌雄さん(51)です。

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高校2年生の頃に陸上に出会い、大学卒業後も働きながら市民ランナーとして、およそ30年間走り続けてきました。

池田さんについている異名があります。その名も「ミスター愛知駅伝」です。

池田さんは、愛知駅伝に出場するのは2024年で13回連続で、これまでに優勝1回、区間賞5回を経験した実力者です。

■続けることができた原動力は「仲間」

30代と中学生を置き去りにする軽快な走りはいまだ健在です。その秘訣は、食事制限や特別なトレーニングではありません。陸上仲間との出会いこそが、ランナーとして走り続けることができた原動力になっていました。

池田昌雄さん：
自分の中では仲間がずっといて、みんなで楽しみながら陸上競技として続けていった結果、たまたま30年たったというぐらいのイメージですね。（公園に）行けば誰かいるし、気も紛れるし、こうやってしゃべることもできるので。いい環境ですよね。

ランニング仲間A：
昌雄が練習にしばらく来なかったら「あいつどうしたんだ、ケガしていないか」って逆に心配になりますよね。

ランニング仲間B：
すごく良い存在だと思います。

51歳で迎える大会でも、奮闘を誓う池田昌雄さん。ミスター愛知駅伝を中心に、まだまだ陸上の輪は広がっていきそうです。