建設現場から出る廃材や剪定(せんてい)された街路樹など、都市から出る廃木材を使うバイオマス発電が注目されている。手掛けるのが大阪市に本社を置くTJグループホールディングス(HD)だ。同社は廃木材を木質チップに変え、燃やして蒸気タービンをまわすことで発電する。安定的に発電するには水分量など木質チップの品質を一定に保たなければならないが、水分が多い街路樹と家具などの乾燥した木材を混ぜて水分量を調整するといった独自のノウハウを持つ。地球温暖化につながらない電力への需要は旺盛で、TJグループHDは都市で電力を「地産地消」するビジネスを広げようとしている。
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