「まんが甲子園」は、やなせたかしさんなど著名な漫画家を輩出する高知の漫画文化を発信しようと、高知県などが毎年開いています。

ことしは韓国や台湾などの海外勢も含む33校の高校生たちが出場して、高知市のホールで、4日まで2日間にわたって本選が行われました。

参加者は仲間を意味する「バディ」や「白」をテーマに、漫画のアイデアや技術を競い合い審査の結果、富山県の高岡龍谷高校が初めての最優秀賞に選ばれました。

高岡龍谷高校の作品は5人の隊員が怪人に挑む、いわゆる「戦隊物」ですが、このうち白い隊員のコスチュームが回を追うごとにピンク色に染まり、最後は見かねた怪人から「一緒に洗濯するのやめない!?」と突っ込みが入るユニークな作品です。

また、2位にはオーロラの下で抱き合うトナカイとサンタクロースの友情を描いた、地元・高知の土佐高校の作品が選ばれました。

3位は去年、最優秀賞に選ばれた鳥取県の米子高校でした。

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