宇宙航空研究開発機構(JAXA)は26日、地震や豪雨など災害時の状況把握に使う地球観測衛星「だいち4号」を、国産新型のH3ロケット3号機で6月30日に種子島宇宙センター(鹿児島県)から打ち上げる計画を発表した。予定時刻は午後0時6~19分ごろ。

 この日の打ち上げができなかった場合の予備期間は7月1~31日。だいち4号は夜間や悪天候でも観測可能なレーダーを搭載し、火山活動や地殻変動などの早期発見も期待される。2014年から運用中の「だいち2号」の後継機で、観測幅は4倍の200キロに拡大している。

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