1965年に日本で発売された「ザ・ビートルズ」のレコード『ビートルズ‘65』は、販売時期によって、邦題などが書かれた帯の色が異なっていて、中でも、茶色の帯がついたものは、コレクターの間でも「幻」と呼ばれています。

名古屋市のレコード店で6日、入札販売会が開かれ、はじめに「ザ・ビートルズ」の研究や作品の鑑定を行っている本多康宏さんが「35年間、世界中のレコードを見ているが、現物を見たのは4回目だ」などと、その希少性を説明しました。

最低落札価格は、税抜きで80万円に設定され、事前のオンラインによる入札と会場での入札の結果、オンラインの入札者が120万円で落札しました。

販売会に参加した埼玉県の60代の男性は「本では見たことがあったが、やはり本物のオーラは全然違ったので、埼玉から、はるばる来たかいがありました」と話していました。

また、名古屋市の60代の男性は「希少性から100万円でも安いと思いましたが、自分は出せないので入札しませんでした。現物を見られただけでうれしかったです」と話していました。

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