熊本県の木村知事はTSMCへ第3工場の県内進出を働きかける意向を示した(10日の記者会見)

熊本県の木村敬知事は13日、半導体受託生産の世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)に関して「夏場に台湾本社を訪問したいと伝えた。第3工場進出を働きかける」と明らかにした。同県菊陽町ではTSMCが2月に国内第1工場を開所したのに続き、第2工場の建設も決めている。木村知事はさらなる工場誘致で半導体産業の一段の集積につなげたい考えだ。

日本経済新聞の取材に答えた。木村知事によると県議会が6月と9月に予定されているため、7月から8月にかけて訪問したい意向を伝えたという。木村氏は副知事時代からTSMCとの県庁側の窓口役を務めてきた。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。