情報通信研究機構によりますと、今月8日から13日にかけて、「太陽フレア」と呼ばれる太陽表面での爆発現象の中でも最大クラスに分類される巨大な爆発が9回発生しました。

この影響で茨城県石岡市にある気象庁の地磁気観測所では、今月11日に地球の磁場が乱れる「磁気嵐」が観測されました。

その後も「磁気嵐」は続いていましたが、14日午後1時ごろに収まったということです。

この間に観測された地磁気の変動幅は、最大で532ナノテスラと、通常の一日(50ナノテスラ)の10倍を上回り、石岡市の観測所では過去9番目の大きさとなりました。

情報通信研究機構は、地球周辺では通常の状態に戻り始めているものの、16日ごろまで再び大規模な「太陽フレア」が起きる可能性があるとして注意を呼びかけています。

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